日本国史学 第十号 (発行日:平成29年5月)

日本国史学 第十号

(主 な 内 容)

日本国史学会 日清戦争一二〇年・日露戦争一一〇年シンポジウム
「日本は日清・日露戦争をどう戦い抜いたか」 荒川憲一(元防衛大学校教授)
「世界史から見た日清・日露戦争の意義」 平間洋一(元防衛大学校教授)

ローマ日本仏像展 学術エッセイ

「日本の天才的表現」 ラファエレ・ミラーニ(ミラノ大学教授)
「心」 フランチェスコ・リッツァーニ(東北大学前講師)
「日本の伝統における精神性と美」 ラウラ・リッカ(ボローニャ大学研究員)
「ローマに於ける仏教徒たちの姿」 クラウディオ・ストリナーティ(イタリア文化省顧問)
「日本仏像美術の様式史の考察」 田中英道(東北大学名誉教授/当学会代表理事)

論 文

  • 「神社から見た楠公崇敬の歴史」 久野潤(名城大学非常勤講師)
  • 「9・11事件の検証 前編」 渡辺望(評論家)
  • 「徳川家康の西洋外交」 田中英道

書 評

  • 呉座勇一『応仁の乱』中公新書
  • 田中英道『日本の戦争』育鵬社
  • ヒレア・ベロック『ユダヤ人』祥伝社

パブリック・コメント

「『聖徳太子』でなければならない」伊藤隆(東京大学名誉教授/当会理事)・田中英道